PORT+PORTAIL


■代表者 林未知(PORT)
     Kim Miya(PORTAIL)
■出演者 大江麻美子・落合浩紀・西田弥生・林未知・本居蓮・Kim Miya(映像)
■スタッフ カナヒ・ハタザワタカシ・SYNCS・森由美子・中村朱實・須加尾由二・奥田賢太
■URL http://www.h2.dion.ne.jp/~port/

■プロフィール
1997年コンテンポラリーダンス・カンパニー「PORTAIL」結成。二度の公演後、振付のKim Miyaがダンス修行のため独、仏、阿蘭陀等へ渡り、日本に残った者で「PORT」を結成。コンテンポラリーダンスのみであった「PORTAIL」に対し「PORT」は演劇的に展開。昨年夏Kim Miyaが帰国し、両者なんとなく融合。二つ併せて過去9回の公演を行う。日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2002」にて奨励賞受賞。これまでにシンガーソングライターや写真家、ジャズピアニスト等、多ジャンルのアーティストと交感した舞台を発表。

■二次審査会に際して
先日高熱を出しまして、家人が申すにはうなされていたと。うなされて、「北空港」(浜圭介&ケイ・ウンスクによるデュエット)を歌っていたと。しかし脱皮したように目覚めたあくる朝、そんなことは全く記憶になく、ただ鮮明に覚えていたのは「クマの耳つけて、踊る」景色でした。それがあまりにアレだったので、色々な人に吹聴しました。実際にやってみたくなりました。思えばあれは、私の脳天気すぎる脳が見せた「三途の川」とやら言うものかもしれません。

*公演予定 2004年1月新作公演予定。


《プレゼンテーション》

(写真:村岡 結香さん)


《質疑応答》


司 会:はい、ありがとうございました。PORT+PORTAILでした。
    それでは、林さん。簡単に自己紹介をお願いします。
    
林  :はじめまして、PORT+PORTAILです。PORTというのは芝居をやっておりまして、そちらの主宰は
    私、林がやっておりまして、PORTAILのほうはコンテンポラリーダンスがメインでして、
    そちらの代表はKim Miyaというんですけれども、いま山口の方で稽古中でして、今の口の映像は
    彼女の口です。口だけ参加ということで今回は他のメンバーで頑張りました。

司 会:はい、それでは質疑応答の方に入りたいと思います。堤さん、お願いします。

堤  :前回の公演は気になっていて観に行けなかったんですが、PORTとPORTAILというのは団体と
    してはまったく別々なんですか?それとも・・・一緒なんでしょうか?

林  :実を申せば、私と蓮は高校の同級生で、主宰のKim Miyaが蓮の妹で、さらに高校の後輩なんで、
    地元なんですけど、そこからずっと同じメンバーでやってまして、Kim Miyaが外国に留学に
    行ったりしてる間に、残った者で・・。ただPORTAILという名前をつけちゃうと、Miyaがいなくて
    PORTAILっていうのも変だなと思って短くしたんで、ほんとは一緒です。
    スタッフに怒られます、一緒にしろって。

堤  :団体としては一つなんですね?

林  :はい、そうですね。これから先は一緒になっていきたいなと思っています。

堤  :あの、ダンス的なムーブメントがかなり入ってるんですけど、この振り付けみたいなものは誰が?

林  :ええっと、普通はMiyaなんですけど、今回に限ってはみんなで作りました。
    これをこうしたいんだけどどうしたらいいかなと、まず私が言ったのを、こうしたらどうかな、
    こうしたらみえるかなとかいうことで、できあがったんで、特に振り付けというのはないです。

堤  :あと、映像が入ったりとか、前回の公演でビデオで拝見したのはトイレットペーパーを転がしたりとか、
    いろいろアイデアがありますけど、それはどなたが考えたんでしょうか?

林  :今回、構成は全部私で、私が作って、編集をしたところでみんなに返したという感じですね。
    トイレットペーパーに関してはMiyaか私かどっちかが・・・みたいな感じです。

司 会:はい、ありがとうございます。坂口さん、お願いします。

坂 口:2002年の「若手演出家コンクール」で奨励賞を受賞ということなんですけど、それはどんな
    パフォーマンスだったんですか?

林  :ええと、それはですね、ちなみに前に出たスペースノイドも残ったんですけど、今回、
    私達の前だったんで、いろいろやってるだろうと思っていたら、案の定・・・。

    それは「シム」っていうタイトルでして、天井から4本の赤い紐を垂らして、芥川龍之介の
    「偸盗(ちゅうとう)」という作品をモチーフに、戯曲に起こして、女盗賊が男を守るシーンを
    ムーブメントに織り交ぜて、一時間の作品だったんですけど、規定で。そちらを発表しました。

司 会:はい、天野さん、お願いします。

天 野:ビデオプロジェクターの切れ目とか意識して作られましたか?

林  :あー、ここに来てみて、上に切れちゃってるということがスタッフさんからかえってきて・・・。

天 野:俺が言ってるのは、例えば投影してる枠がでますよね?その枠のこっち側に黒みが出ますよね。
    そこらへんでちょっと、左から2番目の・・、意識的にやってました?影を、影と遊ぶような?

林  :あのー、ここに入ってみないと分からなかったんですけど、さっき場当たりで見て、
    ここに影が出るから間違えるとやばいねって話をして、意識はしていました。

天 野:それを利用しようとは思わなかったの?

林  :10分の場当たりの中ではちょっと・・・。

天 野:はい、分かりました。なんとなく、影で遊んでるようにも見えましたので・・・、はい。

林  :ラッキーです。

司 会:はい、坂手さん、お願いします。

坂 手:林さんは自分が出るときと出ないときとでは、どういう風に区別してますか?
    作品の作り方としては・・・。

林  :あのー、いつもみんなに「出るな出るな」と言われるので、「出ない出ない」とみんなに
    言ってるんですけど、今回Miyaがいなくて・・。Miyaに山口に電話して「これこれこういう
    ことでどうしよう」って言ったら、「お前、踊れ!」って言われたので、「笑われろ」って
    言われたんで、じゃあ笑われようかなと思って踊りました。そんなに差はないですね。
    ただ、立つときの面白みと演出をしている面白みというのは違うんだなあとは思いますけど。
(記録:渕上 恭子さん)


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