初期型


■代表者 カワムラアツノリ
■出演者 オカザキヤスカ
     カワムラアツノリ
■スタッフ タカダユーナ

■プロフィール
2002年結成。様々なジャンルからメンバーを集い、その多様な表現のカオスは舞台上でもカオスのままであるが為、人に「どんなダンスなんですか?」と問われても答えに窮するばかりである。

■二次審査会に際して
メンバー4人のうち1人はインド旅行中、1人は9/23が誕生日である為出演できず、2人で審査会にのぞまねばならないというキビシイ状況ではありますが、命あるかぎり精一杯オドリますっ!


《プレゼンテーション》

(写真:村岡 結香さん)


《質疑応答》


司 会 :はい、どうもありがとうございました。初期型のお二人でした。
     それでは、初期型の代表のカワムラさん、よろしくお願いします。
     
     はい、それでは質疑応答の方に入りたいと思います。ウニタさん、お願いします。

ウニタ :初期型についてはビデオ審査のときに今と同じようなネタを拝見いたしまして、
     とっても面白いと思ったんです。それはダンスとしての魅力と言うよりも、なんでしょう、
     倒錯性といいますか、アランス(?)という本来その身体の動きを見るものなんですけれども、
     身体から湧き出る変な音の方に興味がいってしまっているというですね、ダンス本来の目的を
     外れたところに興味を集中させるという倒錯したところが非常に面白かったんですが、
     今日、配られてますプログラムを拝見させて頂いてもですね、まあ、メンバーが本来、4人いらっしゃって
     一人はインド旅行で来られない、もう一人は9月23日、つまり今日が誕生日であるために出演できない。
     これはやっぱり自分が所属している劇団の晴れの勝負のために出てこないで、自分の誕生日を
     祝うってのは倒錯してると思うんですが、これはどういうことで誕生日の方を優先させたんでしょうね?

カワムラ:こちらに応募する前から、もう予定を立ててしまったと、彼が・・・。
     彼女がすごいスケジュールを立ててしまって、もうそれを断れないから、散々頼んで出てくれと
     言ったんですけど、無理やり出てもらっても・・・。
     まあ、リーダーなんですけど、あんまり命令とかしないし、頭上がらないし・・・。

ウニタ :実は今日の出し物は非常に好きで面白いんですけれども、私は初期型の公演は実はまだ拝見したことが
     なくて、観た人によると、逆に今日の演目につきるという話もあるんですよね。
    
     もしオーディションに選ばれたとして、もちろんこれの延長上も観てみたいんですけど、
     他に何か隠し持ってる面白い技とか、ネタみたいなものってあるんでしょうか?
     あるいはさっきのネタをさらにいろんな形にバリエーションにしてみせてくというようなことも
     あると思うんですけど、どの辺を狙ってらっしゃるんでしょうか?

カワムラ:こういう体を使ったおかしい、体の新しい発見みたいなものの一つでこれがあって、
     他にといわれると、噛みつきあうとか、身体を直接、影響させるみたいなところに関心があるらしく、
     あともっと演劇っぽくしたいというかやりたいなと・・・。演劇出身なので、ストーリーじゃないですけど、
     もうちょっと日常っぽいセットのなかで今のやつをやったら、それも面白いかな、などいろいろあります。

天 野 :日常でも「ぷいんっ」ってやつはやってるんですか?
     日常というか、普通の生活の場で。「ぷいんっ」ってやつ。

カワムラ:脇をですか?

天 野 :ときどき、気がついたらやってたとかそういう・・。

カワムラ:ああ、そういうのは・・。テレビを見てるときとか。そういうところから発見もあります。

天 野 :お互いにやりあうっていうことはしたりします?

カワムラ:それなんですけど、いろいろチャレンジして、相手の触ってやるとかやると結構難しいんです。

天 野 :難しいでしょうね。きっとね。

カワムラ:でも、4人で合体してやるやつとかあって。

天 野 :それ、見たかったですね。でも、2人でもできますよね?

カワムラ:2人でだと時間がかかるんですよね、気がたまるまで。
     ちょっとスマートに行かないから、なかなか作品に直結して結びつかないんですけど、
     いずれはこうやって(動作)こうやって連なって行進とかしたら楽しいかなと。

天 野 :はい、わかりました。

司 会 :ありがとうございます。坂手さん、お願いします。

坂 手 :最初の人たちもね、言ってたんだけど、踊りの方々が演劇的という風におっしゃるというのは
     どういう意味でおっしゃってるんでしょうか?

カワムラ:僕が思ってるのは、ダンスは抽象的で、演劇は結構、具象的だなと思っていて。
     ダンスの人たちはそこで自分の体を動かしてく作業をしてるんですけど、役者の人は個性をすごい
     出して、俺が俺がって感じなんですけど、ダンサーは個を消してその作品の一部じゃないですけど、
     道具というかそういう感じでやってるんですけど。
     そういう意味で演劇的って言った場合は、なんかちょっとした人間関係が生まれてきたら、
     もうそれは演劇的かなって・・・。目線がこういうのが出てきたら演劇的な瞬間とかだなと思っていて・・・。
     さっき、APEの人が無表情でやってる人が多いとか言ってたんですけど、そういうところはたぶん、
     こういうやり取りがあんまりないっていうか無機的で、演劇的というのは関係性とかシチュエーションかな
     とは思っています。

司 会 :堤さん、お願いします。

堤   :あんまりお話をきちんとしたことはないのですが、挨拶程度によく・・・。

     演劇をやられてて、一応、今はコンテンポラリーダンスというフィールドで活動されてるんですが、
     演劇を見捨てたわけではないんですか?演劇とダンスというのはどうとらえてます?
    
カワムラ:自分は最初、演劇をやってて、コンテンポラリーを見たときにすごくおもしろくて、とりあえず
     俳優養成所みたいなところで一年間はダンサーをやろうと思ってダンス活動をしていたら、
     そのままずっとダンスの方に来てるんですけど・・・。別に見捨てたとかではないですね。
     とりあえず今は、ダンス業界がすごく居心地が良くて。自分のやりたいことに対して。
     でも、あんまり、ストーリーを作ってという、物語性みたいなところにひかれてなくて、
     もっとこう断片というか抽象にひかれてるかなっていう。でも、全くの抽象はたぶん嫌で・・・。
     自分でも今、探り中なんですけど。別に見捨てたたわけじゃなく、面白そうな芝居に出てくれと
     言われたら出ます。
(記録:渕上 恭子さん)

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