(1998年10月中野・テルプシコール 撮影:六渡達郎)

ク・ナウカ


ガーディアン・ガーデン
演劇フェスティバル特別公演

このフェスティバルは、若い表現者を応援し、新しい実験的な試みのできる場として 開催しています。その「実験的な試みのできる場」のお手本として、毎回ゲスト審査 員のみなさんの特別公演を行っています。今回は、宮城聰氏の主宰する「ク・ナウカ 」の特別公演を、フェスティバルの4週目に上演いたします。


●公演案内●

●夏井孝裕の稽古場レポート●

●初日舞台写真●


ク・ナウカ「ルル」
 原作=フランク・ヴェーデキント「地霊」「パンドラの箱」

●演出/中野真希・宮城聰 ●台本構成/中野真希 ●演出協力/美加理 ●照明/ 大迫浩二 ●音響/AZTEC(水村良・千田友美恵) ●空間/木津潤平 ●衣裳/渡 邊昌子 ●小道具/会田夏実 ●舞台監督/野口毅 ●宣伝美術/ふみこ特製 ●制 作/久我晴子 ●出演/吉植荘一郎、吉田桂子、大高浩一、榊原有美、萩原ほたか、 中村優子、徳永崇、寺内亜矢子、藤井愛、木下貴道、原田玖美子、本多麻紀、稲川光 、福本浩司、錦部高寿

ク・ナウカは1990年、演出家の宮城聰を中心に結成されました。ひとつの役を 「語る」俳優と「動く」俳優の“二人一役”で演じる独自の方法を用いて古典作 品の上演を続けており、海外公演も多数おこなっています。代表作に『サロメ』 『トゥーランドット』『エレクトラ』『天守物語』『熱帯樹』など。ク・ナウカ とはロシア語で「科学へ」を意味します。 今回の『ルル』は1998年秋、「饒舌なるサイレントムービー」という 実験的なシリーズの第一弾として取り上げたものです。ク・ナウカの二人一役の 手法と無声映画との対決を目指し、映像や「活弁」を取り入れた試みでしたが、 今回はヴェーデキントの戯曲の世界そのものと対決すべく、キャストを一新して の新演出で上演いたします。

人は、他人とある感情を共有できたとき、とても幸せな気持ちになり、人生は楽 しいななんて思ったりします。 しかし、勘ちがいして過度にそれを求め、自分を他人に押しつけ始めたり、考えす ぎて他人のことが理解できない、という当たり前のことでなげいたりして、なん で生きているのかわからなくなっちゃったりします。 この『ルル』の登場人物はその手の勘ちがい野郎ばかりです。さらにこの作品では、 ムーバー(動く俳優)が雌雄逆になっています。つまりルルの言葉は女性の声で、 男性の肉体を通して語られ、ルルを取り巻く男達はその逆になっています。これ は、『ルル』はルルの魅力を描いているのではなく、人間の勘ちがいぶりを描いて いるということを明白にするためです。 しかし一番勘ちがいしているのは、私自身かもしれません。 中野真希(なかのまさ き・演出)

公演日程  6月11日(金)      19:30
      6月12日(土) 14:00/19:30
      6月13日(日) 13:00/17:30

チケット:3500円(整理番号付き自由席)
前売り開始:4月4日(日)
お問い合わせ・チケット取扱:03-3779-7653(ク・ナウカ)
E-mail:
kunauka@a1.mbn.or.jp

チケットのお求めは、各劇団及び下記まで。
●チケットぴあ  
TEL:03-5237-9999

*当日券の受付開始は開演の1時間前、開場は30分前となります。
*開演後のご入場をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。

(以上文責:ガーディアンガーデン演劇フェスティバル事務局)


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