芝居企画絶対王様


■団体概要  93年12月旗揚げ。笠木彰人、有川マコト、郡司明剛を中心に活動を展開。今年のパル テノン多摩演劇フェスティバルにおいて最多観客動員をほこる。また郡司明剛がベス トワンキャラクター賞を受賞。昨年の二次審査会にも出場したが、おしくも選考には 残らなかった。

■プレゼンの見所  (1) 昨年は落選しました。「上手いんだけどねー、それだけなんだよねー、面白くないんだよねー」と言われたそうです。ちなみに私(笹木)は昨年審査を受けていません。私は芝居をはじめてこの方上手いと言われた事がありません。逆はあります。さて、今年の評価は?。 (2) 今年は2部構成でお贈りします。第1部「美しいって何だ」第2部「生きるって何だ」途中休憩があります。


《プレゼンテーション》

宝塚のパロディーショー。
一次審査の合格通知の審査員コメントを朗々と歌い上げる。「緻密に構成されているが、芝居のテンポが悪い…」
楽器を持ってパンクロック。目が覚めたら猫になっていたうんぬん。
質問に答える代表の笹木さん(左)。
(写真撮影:GG事務局&にしかど/コメント:にしかど)


《質疑応答》

(笹木:代表の笹木さん)

笹木「絶対王様でーす」
坂口「コスチュームがポイントだと思うんですが、これは今回のために
作ったんですか?」
笹木「いつも芝居をやるときに作ってるので、その中から抜粋しました」
坂口「宝塚のも?」
笹木「前に一度やったときに作りました」
坂口「この組み合わせで(プレゼンを)やると面白いと意図的にやった
わけですね」
笹木「はい」

武藤「1次予選のビデオでも見たんですが、宝塚のが生で観られて嬉し
かったです。ところでショートコントみたいなのとストレートな芝居
と、どっちがやりたいんですか」
笹木「ストレートなのをやりたいです」
武藤「じゃあどうして今日はこういうのをやったんですか」
笹木「こういうシーンも芝居の中であるんですけど、ストーリーの中で
巧くつながって出てくるんです」

入江「プレゼンの中で出てきた1次審査の講評の、『緻密に構成されて
いるがテンポが悪い』といったことを書いたのは私なんですが、そのこ
とはどう思われましたか」
笹木「その通りだと思います。いつも言われてることなんで」


《レポーター感想》

宝塚ネタはまぁ面白かったし、1次審査の講評を歌にする自虐ネタも面白かったです。本公演も一度観たことがあるんですが、歌ネタと役者の郡司氏はわりと面白いんですがそれ以外の部分がどーにもこーにも物足りないんですな。どういうカラーの集団なのかイマイチはっきりしない部分がなんともはや。笑える部分もあるにはあるけれど、それだけ、という印象なんですね。イイ部分を伸ばしていけばそれなりに可能性はあると思うんですが……ただ現状で言うと、やはり魅力に乏しいです。
(文責:小雪さん)



絶対王様の人には申し訳ないのですが、自分的には好みの世界ではないのです。うーん、でもこれはこれで好きな人は好きだと思います。それよりも、なぜ「芝居企画」なんて恥ずかしい文字がくっついてるんでしょうか??
(文責:村田さん)



 前回、地味目のネタで落選した教訓を生かしてか、今回は音楽を入れた派手目のショウ的なネタ3本での挑戦。一次審査での審査員のコメントを自虐的に使う余裕も。このあたり、今回見事合格したのは戦略勝ちかなと思う。
 私自身は、正直に言うと、あまり今回の彼等のプレゼンに魅力を感じられなかった。今回は戦略勝ちもまた良しとは思うけど、本番では、彼等の本当にやりたい笑い、客を器用に笑わせるということだけでない、彼等の内側から出てくる何かが感じられたらいいと思う。
《評価》★★
(文責:にしかど)

にしかど (nskd@enpe.net)