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どうしたものか。もう暮れですな。今年も終わるということですよ。年末のまた、なんだか分からんが喚き散らして騒いで舞え。宴じゃ。遊蕩じゃ。狂騒の坩堝。ほほほほほ。という阿鼻叫喚地獄が訪れるのかと思うと、おめおめ睡眠もとれやしない。だいたい年を忘れる会をやって、新たな年を迎える会をやる。なんだったら、年末なんてものをすっかり忘れる会をやってしまらっしゃい、と嘆きたくなるぞ。我は。
まあそんなんはいいや。単なる数字マジックにひっかかる世人に禍あれ。数字といやあ、先月からある種ナンバーワンに成り上がり申した、宝塚宙組の和央ようか。愛称タカコちゃんを観て、我、叫びました。ひとこと断っておくと、私、彼女、好きです。ええもう、そりゃ一路真希の役を彼女が新公(新人公演の通言葉)でやっていた頃から、好きなんです。でも彼女がつまるところ一番上、頂上、天辺であることを熱烈に示すがごとく、高らかに歌われるショーナンバー。ああ最低やった。大合唱にて。ワーオ、ワーオ、ウッッ(3秒ため)、ハッア。ときたもんだ。すげえや。こりゃ。ワーオ。叫びますよ私も。ワーオ、ワーオ。って。手拍子もしますよ。足拍子なんて甘っちょろいですよ。踊り狂いたい衝動に駆られましたよ。ってことで、今月はダンス公演狂い咲き。
まず珍しいキノコ舞踊団@麻布DELUXEの『フリル』(★★)ね。キノコはそろそろ辟易ですか、っていう貴方も。DELUXEという空間に行く、更には当代一反骨精神のあるニュージーランド人&イギリス人のデザインユニット生意気のアート・ダイレクションを見る。そのためだけにも行くべしね。ちなみにここDELUXE。一階にかの有名な中目黒薬局とクライン・ダイサム・アーキテクツが住まって居られる。クリエイターここに参上ォって感動する空間ナリ。
久々だわロマンチカの『LOVE POTION』@biburin(★★)もいい夜を過ごせそうな公演ですね。酒を飲みつつセクサロイドを眼前に。ああ、素晴らしき哉、人生。ってそれはフランク・キャプラ。
あとダムタイプ『memorandum』(★★)ね。あるね。そんなスノッブ精神をくすぐる公演がね。まったく小躍りしたい欲望を充填されない訳だけども。何故か行かなきゃならん、という義務ダムタイプ、略してギムダムタに参加している自分がいる。ま、この間、スパイラルの下にあるCAYなんつう空間でカールステン・ニコライ&池田亮司のミューズィックを拝聴してきたけども。私のブレインでは到底おっつけない素晴らしいモノでした。謝るさ。ごめんなさい、家帰って車寅次郎に癒されちゃいましたよ。
さて。今月の本当の小躍りパレードは、ここから迎え撃つのさ。さー。イエッサー。Solo Hotel Roomの『ザ ホテル ヨコハマ1208』(★★★)。スペインの振付家・舞踊家のアンジェルス・マルガリットがホテルヨコハマの一室で、20分刻みに超少数の客と対峙してダンス・ダンス・ダンスの嵐だぜ。そういや、これと時期を同じくして催される、於:神奈川県民ホールの『ビデオダンス2000』も素晴らしきイベント。ビデオの数が多すぎやありませんか。ノーッサー。ヤン・ファーブルからドミニク・パグエまでいっちゃいますか。イエッサー。でもマーク・モリスはやってくれまへんのやね。ざんねんでっさー。という豪華陳列堪能自由ビデオ暴露大会。
あとは、大御所どーん。巨匠だ、どーん。よっダンス生き字引どーん。な、ラインヒルト・ホフマン&スザンネ・リンケの『ユーバー・クロイツ』(★★★)も乙なもんでしょう。ラパン→クルト・ヨース系のメキメキ理論動作のホフマンに、マリー.ヴィグマン→ドーレ・ホイヤーのこれでもかウリャ感情でGO表現主義。ニ十年ぶりに舞台で再会だそうだ。
ということで。本日〜、オオトリをつとめさせて頂きますわ〜。アラン・プラテル・バレエ団『バッハと憂き世』(★★★★)でございますぅ。オペラ歌手、バッハのカンタータ歌う歌う。ドラッグクイーン、プリンスの曲で踊り狂う狂う。当世好色一代男のディカプリオの張紙、ナイフをガンガン投げ付けるられるられる。ああ、もう。これは大御所ドーン、巨匠でドーン、のタンツ・テアトルの後継とか言われてるらしいけど。んにゃあー。これは、ダンスでないね。あたしゃ認めないね。これは超えたぜ。ダンスとやらをさっ。と絶叫したくなる必見舞台。
今月は。今宵は。踊り狂うぜ。満月の下で。メルヘンメルヘン。
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