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今年こそちゃんと原稿を落とさずに書こうと思っていましたが、やっぱりダメでした……来年こそは頑張ります。それでも年末くらいはちゃんと書かないといけませんね、そんなわけでとりあえず今年最後のオススメを。以下、ほぼ敬称略でスミマセン。 ▼このサイトですすめるのもどうかという気もしますが、堂本光一主演のショー・劇「SHOCK」★★★★はマジでスゴイです。芝居として観ているとツッコミどころ満載の隙だらけの脚本ではありますが、ショーとしてはこれでもかこれでもかと畳み掛けるようなテンコ盛り具合です。歌や踊りや劇中劇やイリュージョンくらいならともかく、結構危険度の高いフライングやアクションもありますので、そりゃもうお腹いっぱい。TVのレギュラーもこなしながらほとんど出ずっぱりの舞台を2ヶ月もこなす光一くんの体力には、本当に頭が下がります。アイドルを舐めてはいけないと心の底から思いました。中途半端な商業演劇を見るくらいならよっぽどこっちのほうが楽しいという舞台なのですが、なにせチケットはプラチナなのでそう簡単には手に入らないでしょう。しかし万が一「チケット余っちゃったんだけど、行く?」とか言われた時は、「えー、ジャニーズなんて興味ない」などといわずにぜひ足をお運び下さい。ちまちました小劇場とは比べ物にならない、凄まじいショー魂が観られます。 →東宝の「SHOCK」サイト ▼さてお次は基本に戻って。グループ魂ライブ「ぼくの前世はヒットラー」★★★★。グループ魂のライブは久しぶりですね。メジャーデビューアルバム「Run魂Run」は12/25発売なのでこちらを聴いてから行きましょう。なんでもナンバーガールがコントで参加してるという話ですが。まさかグル魂がメジャーデビューする日がくるとは思いませんでした。長生きしてるといいことがありますね。「港カヲル芸能生活5・6周年記念パーティー」と銘打ってますが、まぁいつもどおりのコント満載のライブなんじゃないかと。今まではオープニングの演出にムダに気合入れまくりで、予算をほとんどそこで使い果たしていたような雰囲気だったので、今回も皆様どうか遅刻なさらないようお気をつけ下さい。 →大人計画公式サイトへ ▼劇団☆新感線「七芒星」は、オススメ一覧では★4つ付けてしまいましたが、うーん、初日を観た時点ではまだ★2つ半くらいだったような。良くも悪くも劇団公演……という感じでした。古田・高田など看板役者が久しぶりに揃ったというわりには、若手組を主役にして見せ場を作ってあげている関係上、ちょっと物足りない部分もあるにはあります。もちろん、今までプロデュース公演などでは脇に徹していた彼らがセンターで芝居をしているという意味では、劇団のファンとしては嬉しくもあるのですが。物語の構図がはっきりした中盤以降の展開は感動モノなのですが、前半は登場人物の紹介などかなり説明的な印象になってましたので、その辺がもう少しうまく転がるとイイのかもしれません。今年は「アテルイ」の完成度がかなり高かっただけに、比べてしまうとちょっと物足りない気はしました。まぁ、「天保十二年のシェイクスピア」とかも初日と楽日では雲泥の差がありましたし、今回も後半戦は良くなるんじゃないかなーと期待したいところではあります。 →劇団☆新感線公式サイト ▼ラーメンズ「ATOM」は★★★。ちょっと去年の小林賢太郎プロデュース公演「good day house」がやや不満だったんで、なんとなくいつもより控えめに★をつけてみました。基本的にコントと演劇はまったく別物なんだなぁと改めて思い知った作品ではあったのですが。まぁでも今回はいつもどおりのラーメンズのコント集なので、きっと楽しいんじゃないかと期待したいところです。 →トゥインクル・コーポレーション(ラーメンズの事務所)のサイト ▼清水宏のサタデーナイトライブThe Best〜年の瀬暴走特急〜は★★★。サタデーナイトライブは何回か観ていてやや当たり外れがあったような気もするのですが、でもベスト版というならきっと面白いに違いありません。しかも1ステのみですから、いつもにましてテンションも高くなっているでしょう。びっくりするほど汗をだらだらと流しながらキチガイじみたテンションで繰り広げるネタの数々。楽しみです。 →清水宏公式サイト ▼正月あたりは猫のホテル「起きてる者はいないのか!/新春座長祭り」★★★や、「TRICK」の監督としてもおなじみの堤幸彦が演出するTSUTSUMI'S LINK「ISHIKARI」★くらいしか観るものがありませんので、たまには歌舞伎なんかどうでしょうね。と思ったら、一月の「歌舞伎座寿初春大歌舞伎」★★★は恐ろしい勢いでチケットが売れてしまいました。いつもなら比較的すぐに電話のつながるチケットホン松竹が、発売開始から丸一日半繋がらないという恐ろしい目にあいました。しかも昼の部の土日はほぼ完売といわれて途方にくれる始末。まぁ演目も出演者も歌舞伎ファン的には華やかですから、人気があるだろうとは思っていましたが。私の周りでも普段それほど積極的に歌舞伎を見ているわけでもない人々がこぞって1月はチケットを取ってるので驚きました。まぁ、おそらく役者の後援会が押さえてるチケットがほとんどなので、公演直前になったら戻り券がある程度出るだろうとは思いますが。恐るべき歌舞伎人気です。 幕見で見るなら昼の部は「弁天娘女男白浪」、夜の部は「助六由縁江戸桜」あたりが人気演目らしいんでオススメです。ここから幕見席に入ろうとすると立見になるかもしれないので、その一本前の演目から入場しておけば、比較的席を確保しやすいかもしれません。 →歌舞伎座公式サイトへ ▼歌舞伎好きには歌舞伎座のほうが圧倒的に魅力的のようですが、歌舞伎初心者にはこっちのほうがとっつきやすいかもしれません、若手公演の「新春浅草歌舞伎」★★★。映画「ピンポン」や三谷幸喜のドラマ「HR」でおなじみの中村獅童や、中村勘太郎・七之助兄弟などが出演します。演目も古典とはいえ比較的わかりやすそうなのがそろってますし、場所も浅草公会堂でチケット代も歌舞伎座に比べるとお手ごろですから、初心者にも敷居が低いでしょう。最近は割引チケットもあちこちで出てますね。昼夜で配役が違うので、誰かをお目当てに行く方は要注意です。昼夜どちらを観るか迷うところですが、獅童ファンには昼のほうがオススメかもしれません。日替わりで役者の挨拶があるらしいのですが、昼の部は彼が一日おきに登場します。ご挨拶担当の日程は獅童公式サイトのスケジュール欄をご参照のこと。初めて歌舞伎を見る方は、筋書き(←パンフレットのこと)を買ってあらすじを頭に入れるか、あるいはイヤホンガイドを使用することをオススメします。 →新春浅草歌舞伎公式サイト →中村獅童公式サイト ▼あとは簡単に。ハイレグジーザスの最終公演「星をはずす日」★★★は、ファンならとりあえず行くことに意義があります。いままでのベストネタをやるという噂なんで、なつかしのネタの数々が観られる嬉しいひと時になるかもしれません。演劇ぶっくの100号記念イベント「エンブナイト」★★も小劇場ファンなら楽しいでしょう。「ラブ・レターズ」★★も好きな役者が出るなら必見です。しかし後藤ひろひとがあの本を大真面目に朗読しているところはどうにも想像できませんが……。 ▼「ジキル&ハイド」★★は初演の初日に見ていまひとつピンとこなかったのですが、池田成志がムダに熱く二度指ししているCMが気になってしょうがありません。多分、あんなシーンはないはずなのに……。主人公は薬品を開発している医師のはずなのに、舞台美術がなぜか歯車だらけで機械仕掛けになっているのも気になりましたが。初演で絶賛されていたマルシアの歌は本当に素晴らしかったです。楽曲もいいので、まぁ安い席で見る分にはそう悪くないんじゃないかと。そういえば私がミュージカルにハマるきっかけになった大爆笑の舞台「エリザベート」(←注・本当は退廃と耽美の真面目な作品のハズ)が宝塚花組で再演★★★。東宝版ほど笑えはしないはずだし、もともと男声のパートを女性が歌っているので、楽曲の面ではちょっと物足りないんじゃないかという気もしますが。でもとりあえずコレをみないことには2003年は始まりません。 ▼他にも色々観る予定ではありますが、とりあえずこんなところで。ではまた来年。アデュー。 |